Minimal

【ミニマリスト】財布はもういらない

Minimal
スポンサーリンク

財布を使わなくなるまでの苦労

小さい財布が流行ってますが、財布自体いらないのでは?

最近、小さい財布が流行ってますよね。持ち物を減らす中で、財布も小さく。キャッシュレスだし、メンバーズカードとかもアプリになってきたし、ということなんですが、私は財布自体使うのをやめました。

普通の財布はやめよう。

最初は当然、普通のサイズの財布を使っていました。ただ、お店のポイントカードやレシート等は極力持たないように、クレジットカードも枚数を少なく持つようはしていました。しかし、ズボンの後ろポケットに入れていると不格好だし、何より財布の角でズボンに穴が空いてしまうということが続き、さらには酔って財布を紛失してしまったのです。免許証の再発行、クレジットカードの停止、キャッシュカードの再発行と散々手続きをして「やっと全部終わった。。。」となったときに、財布が拾得されましたという連絡を受けました。もう遅いよ!!

財布からマネークリップを使うことに変更。

ということで、普通の財布だと落としやすいのかもしれないと思い、マネークリップを使うことにしました。

紙幣は三つ折りにして、小銭は持たず、カード類も免許証・クレジットカード1枚・キャッシュカード2枚と最小限に絞って、紛失しても見つけられるようにiPhoneで探せる発信器もつけました。これでしばらくは幸せに暮らしましたとさ。

しかし、マネークリップを2度落とす。

マネークリップに変更して、財布が非常にコンパクトになったのは良かったのですが、コンパクトすぎて、後ろポケットに入れていたはずがポロッと落ちても気が付かないということが発生しました。特に電車や新幹線の座席に座ったり立ったりするときに起きやすく、当時は電車通勤で出張も多かったので何度かヒヤッとする場面があったのですが、ついに事件が起きます。(いや、事故か?)

マネークリップ事件簿① 丸ノ内編

東京出張で丸ノ内線を利用していて、たしか東京駅で乗り換えをしようと車両を降りた際にポケットに違和感を感じました。「あれ、マネークリップがない」。

そう、さっきまで座っていた車両のシートにマネークリップを落としたのです。この日は細身のデニムを穿いていてポケットが浅かったので、立ち上がった際に落ちてしまったのです。

でも気がつくのがめっちゃ早かったので、車両のドアが閉まる前に車中に戻ることができたんです。いやぁよかった。しかし、先程まで座っていたシートに戻るとマネークリップが落ちていない。プシューっと電車のドアが閉まる。あれ?どこいった?

そんな様子を見ていたご婦人が声をかけてくれました。「さっき財布を落としたのを拾った方がいてあなたを追いかけて行きましたよ」

なんと、素早く車両に戻ってしまったがために、その方と入れ違いになってしまったのです。わお。

元の駅に戻って改札の駅員に「財布、届いていませんか?」と聞いたのですが「財布は届いていません」と言われました。え? いや、絶対拾った方は届けたはずだという確信があったので「財布と言ってもこういう黒いマネークリップですよ」と食い下がったら、それなら届いてるということで事務所を案内されました。(なんか不親切…)とにかく無事確保できてよかった。

マネークリップ事件簿② 高松編

出張で高松のホテルについて、部屋で荷解きしていたら、財布がないことに気づく。うわー。

この日はかなり乗り継いで移動したのです。仙台空港から伊丹空港への飛行機、伊丹空港から新大阪駅までのリムジンバス、新大阪駅から岡山までの新幹線のぞみ、岡山駅から高松駅までのマリンライナー、高松駅からホテルまでの徒歩。

キャッシュレス時代の恐ろしいのは、財布がなくてもiPhoneのANAアプリやSuica決済で完結してしまえることです。つまり、仙台空港から高松のホテルまでの長い間、財布落としたのを気づかず往来できるということです。これは探すのめちゃくちゃ大変。

ホテルから高松駅までの道すがらに落ちていないか探し、高松駅窓口に遺失物届けを出し、空港の国内線忘れ物窓口、伊丹空港バス窓口、岡山駅に問い合わせ、途中立ち寄ったセブンイレブンにも問い合わせ。

思いつく限りのことはやった、ねよう。

そしたら翌朝にJRから電話があって、「博多駅で拾得されました」とのことで無事確保。ひとりでそんなとこまで行ったのか。

マネークリップもダメだな、めちゃくちゃ疲れた。

発信器はどうしたのかって? 必要になる頃には電池が切れてるのだよ。無効!無効!

スポンサーリンク

解決策は財布という概念から脱局し、つなげておくこと。

代替え案を考える。

スマホケースにカード入れが付いたものがあるけど、頻繁にスマホを使う身としては毎回パカパカとケースを開け閉めするのがイヤだ。スマホICとカードICが干渉して使えないのも不便だしね。

財布にチェーンをつける? スーツにチェーンはないでしょ。

もっと持ち物を減らす方向で、絶対使うもので代用できないか。

ネームプレートがあるじゃないか。

仕事する際に絶対必要なのがネームプレート。これにカード数枚、お札、名刺くらいなら入るんじゃないか? いや、入るやつを買えばいいんだ。ということで薄手で裏にカードホルダーが付いたものを購入しました。

これで財布だけでなく、名刺入れも手荷物から削減することができたのです。そして首にぶらさげてるんだから絶対落とさないんだもんね。

現金しか使えないお店ではお札で払って、お釣りの小銭はポケットに。男性用のスラックスには右前ポケットの中に小銭入れがあるので問題なし。そのあと会社か家の小銭ボックスへジャラジャラと入れるだけ。たまった小銭は子どもの集金なんかに使えますよ。(保育園も学校も現金で集金する制度廃止したらいいのにね)

中に入っているものリスト

  • 社員証
  • 免許証
  • お札
  • 名刺4枚
  • クレジット・キャッシュ一体型カード1枚

以前は、社員証・免許証・お札・名刺の他に、Suica付きクレジットカード・キャッシュカード・定期用Suica・セキュリティカード・ICセパレーターがありました。

ICセパレーターとはSuica同士が中で干渉せずに使用できるようにするためのカードです。

クレジットカードとキャッシュカードがバラバラにあることがイヤだったので銀行口座をネットバンキングにかえてクレジット・キャッシュ一体型カードにすることでカード一枚削減。SuicaもスマホのモバイルSuicaに集約してICセパレーターも削減。セキュリティーカードもナンバーキーに変更になったので削減。定期用Suicaも通勤方法が変わったので削減。かなりスリムになったぞ。

普段、バッグすら持ち歩かないからネームプレート着用が副次的な効果に。

普段、休みの日はもとい、仕事の日も手ぶらで通勤するし、出張のときも手ぶらで移動するので「え、何この人、バッグ忘れてない?」みたいな視線を感じるときがあるんです。特に駅のホームや空港ラウンジで。そんなときネームプレートをぶら下げていると「あ、ここのスタッフなのね」みたいに違和感を緩和してくれるので、バッグすら持たないミニマリストには一石二鳥のアイテムとなります。個人情報を晒したくないときはカードを裏面にしておけば大丈夫。

休日、ネームプレートを下げないときはカラビナに付けて。

スーツのときは違和感ないけど、私服のときにネームプレートしてたら変なので、首下げ紐を外して本体をカラビナでベルトループに付けて後ろポケットに収納します。これなら絶対に落とさない。

首下げ紐をLightningケーブルに。

移動中はパソコンではなく、iPhoneで仕事をするのでLightningケーブルとACアダプタをいつも携帯しています。純正よりも小さいACアダプタを探し、それに短いLightningケーブル(40cm位)を結んでカラビナに付けていたのですが、新幹線のコンセント位置だと長さが足りないので充電しながらの作業ができませんでした。長いものにするとかさばるし…。

そこで思いついたのが、ネームプレートの首下げ紐をLightningケーブルで代用してしまうこと。長さも1m位で丁度いいし、耐久性の高い編組ナイロン製のものであれば、着用していてもそんなに違和感がないのです。

これで元の首下げ紐を削減しつつ、ケーブルの長さ問題も解決ゾロリ。装着はネーム本体の輪っかにケーブルを半分に折って通すだけ。両端子部分が輪っかに引っかかり、先端で抜けない構造になるので、追加部品も必要なし。

まとめ

財布にやさしい。

財布だと使っていくうちにもっと「いいモノを…」と物欲が発動してしまうこともありましたが、ネームプレートだとそういうことも起きないし、買い替えも安価ですむので財布にやさしいのです。財布ないけど。

周囲の反応。

マネークリップに変えたときも、まだ世間的には小さい財布が認知されていない頃だったので周囲によく話題にされていましたが、もはやネームプレートが財布代わりだと言うと引いてますね(笑)「それじゃあ、”はじめてのおつかい”のときの財布じゃん」というナイス着眼のひとも。

自分にあった方法を探そう。

方法はいろいろあると思うので、例えば名刺ケースを財布代わりにしている人もいますし(実際時分もそうしていた瞬間があるのですが、私服時に応用ができないのですぐやめました)、自分のライフスタイルに合ったやり方を模索する上で、少しでも参考になれば幸いです。

スポンサーリンク
ichiwakaをフォローする
スポンサーリンク
ichiwaka blog
タイトルとURLをコピーしました